機関銃の登場は従来の騎兵突撃による決戦という華々しい戦争を、互いに塹壕を挟み、相手が疲弊して
和平を申し込むことを待ちつづけるという、長く苦しいものへと変えて行った。
その事態を打開すべく、ド連邦諸国軍部は「トラクター計画」(以下T計画)という暗号のもと、塹壕やあらゆる
敵の抵抗を撥ね退け、踏み潰す新兵器の開発に着手した。
T1からT3までの車両の試作の結果、T3型が採用され、戦場に投入される事となった。
これがこの世界における最初の戦車である。
この新兵器はタリカの将兵に大きな衝撃を与えた。厚い鋼鈑を身に纏い、強力な火力とあらゆる障害を
踏み潰して進みつづけるその姿は悪夢であった。
しかしまだ技術的に未熟で、 その厚い装甲は余りに大きな重量をもたらし、サスペンションを装備しない
為に不整地における走行性能は低く、戦闘をせずに故障する車両が多かった。
また、タリカはこの新兵器に対抗する手段を身につけつつあり、歩兵は対戦車銃、収束手榴弾、地雷、
火炎瓶で勇敢に戦った。
またこの戦車に対抗すべく、FoxHoundやLandCometの様な新兵器を続々と投入しつつあり、次第に
戦場の主役としての地位を失いつつある。
武装
76mm/L24 1門
20mm機関砲1門
7.92mm機関銃4門
乗員数 9名
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