汎用輸送車 トラス・ボクサー







物資や兵員の輸送はその大半を鉄道に頼らねばならなかったが、鉄道の延びていない地への移動には
徒歩か昔ながらの馬匹、もしくは自動車に頼るしかなかった。
当然ながら徒歩や馬匹では移動速度に劣り、また疲労するために何日もの行軍直後に戦闘に投入
するわけにもいかず、軍は出来る限りの自動車輌の割り当てを要求した。
王国兵器局はその要求に応える為、標準型シャーシ-トラスT型-を採用した。
このシャーシは構造が簡略であったが、それゆえ生産性は高く、強靭で、信頼性に優れ、
また車体を交換するだけで あらゆる目的(救急車、偵察車、牽引車等)への転用が
可能という優れたものであった。

この車輌は軍のお気に入りである六輪車輌のトラスF140と比較すると踏破性能等に劣ったが、
長く将兵に親しまれることになる。



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